How to scold boys and girls well

親子育て

子供の叱り方のコツ。脳科学から見た男の子・女の子の上手な叱り方。

 

幼児期の子育てにおいて、子どもを叱ることは避けられません。
でも、何度も同じことを叱って疲れたり‥
叱り過ぎた後で、親が自己嫌悪になったり‥
感情的に怒鳴った後で、反省すること。
逆に、叱らずに見過ごして思い悩む。

そんなことが往々にして、ありませんか。
特に、男の子の叱り方で困っているお母さんが多く感じます。
男の子と女の子の脳の違いから、効果的な叱り方を考えませんか。

脳科学から見た、男の子と女の子の叱り方

脳科学の加藤 俊徳先生が「男の子は『脳の聞く力』を育てなさい」の本で、興味深いことを著しています。
脳内の視覚と聴覚が、男の子と女の子で発達進度が違うことです。

  聞く力の発達 見る力の発達
 男子の脳  遅い 早い
女子の脳 早い 遅い

「話を聞かない男、地図を読めない女」というアラン・ピーズ著の本と重なりますよね。

上手な子供の叱り方男の子に効果的な叱り方

幼児期の男子は聞く力の発達が遅いから、叱った言葉が耳に入らない。頭に残らない
例えば10を伝えても、最初の3くらいしか頭に入らないようです。
他の7が頭に残らないから、結局7割は同じことを何度も叱ることになります。

だから男子には、短く・先に大事な部分を伝える必要があります。
長々と言わず端的に、視覚に訴える
声のトーンを低くして、端的に伝える
視線を合わせて、真剣な眼差しを見せる
これが男の子に効果的な叱り方です。


私も子どもの時、母親に叱られていました。
でも「何を叱られていたか?」
あまり記憶に残っていません。

唯一、記憶に残っているシーンは、母が涙を流した時です。母の涙を見た時、子供ながら悲しくなりました。

叱られたことではなく、母が泣く姿を見て悲しかったこと。今も鮮明に記憶しています。

上手な子供の叱り方女の子に効果的な叱り方

愛娘は女の子だからでしょうか。
話を集中して聴いて、理解してくれます。
女の子は聞く力が育っているから、親の話が伝わりやすいです。

気を付けたいことは、話すスピード。
怒ると、早口になるからです。
それに幼児期は耳が良いから、大きな音を幼児は騒音に感じます。
だから、静かにゆっくり伝えます。

上手な子供の叱り方子どもの目に映る、親が怒る姿

次に、子ども目線で考えてみます。
私の愛娘の身長は110㎝で、私は170㎝。
身長差は60㎝です。

私を叱られる立場に置き換えて想像します。
身長170㎝の私よりも60㎝大きい、身長230㎝の大きな人が怒る

その大きな人が怒って手が出る。
足が出て、蹴られたら…
想像するだけで、怖いですよね。

 

上手な子供の叱り方教育が「恐育」にならないように

大切なことは、何を叱られているのか?
何を正すべきか?です。
子どもに恐怖やトラウマを残さないように。
教育が恐育にならないように
上から見下ろす、安易に手を出す、怒ることは避けるべきです。

できれば、ほめて育てたい。
子どもの自主性に任せたい。
でも、どうしても叱らないといけない場面もあります。

親の想いが子どもに届くように。
どんな風に叱っているか、思い返してみませんか。

上手な子供の叱り方「怒る」と「叱る」の違い

私は、どうしても感情的に怒ってしまう時があります。
明らかにダメです。
愛娘の寝顔を見て、自分を責めるだけです。

親の感情がメインになっている時は、叱っていません。怒っています
感情を前面に出さず、冷静に。
事実や想いを、わが子に伝えて正す
これが叱る、ですよね。

よその子だったら客観的に見て、冷静に諭すことができます。
でも、わが子になると…。
どうしてもカッ!と、熱くなりませんか。


そんな時、私は深呼吸します。
最低5回の深呼吸で、まず感情を抑えます
次に、子どもが理解しやすい言葉、伝え方を考えます。

「何と聞けば、分かりやすいか?」
「何と言われたら、心に響くか?」
愛娘を主語にした伝え方を考えます

上手な子供の叱り方長い時間、叱ること

気付いたら、長々と叱っていませんか?
叱る方も、叱られる方も、気持ちのよい時間ではありません。
だから短い時間で完了したいですよね。

それに、どうしても過去の話も思い出す。
この前も、そうだったよね?」
親は記憶しているから、つい言ってしまう。
でも過去の話まで加わると、間違いなく叱る時間は長引きます。話も広がります。

長時間に渡って叱られると、「今、何を叱られているのか?」
原因を忘れてしまう状態に陥ります。
子供だけでなく、叱る親も。
こうなると、互いに疲れるだけです。
何の解決にも至りません。

上手な子供の叱り方叱る時間は1分以内

叱る時のポイントは1分以内
その時の話に限定します。
行為や事象だけを叱る
決して人格を叱らない
感情的になると、これが出来ません。

「やっちゃダメって言ったよね?○○ちゃんはダメだね~」子どもの人格を否定しています。

「やっちゃダメって言ったよね?◇◇することはダメ。○○ちゃんは分かるよね?
という感じに、行為だけを叱るようにします。

上手な子供の叱り方いつも怒っている親 or いつも優しい親

いつも怒っている親が怒り始めた時、子どもはどう思うでしょうか?

いつも怒られるから、怒られることに慣れています。だから親が怒っている間、話を聞かずに他のことを考え始めます
「また怒り出した。黙ってスルーしよう」
「毎回、同じ話でしょ?何を言い返そうか」

逆に、いつも全然怒らない親が怒ったら?
怒る・叱ること自体に、驚いて話を聞こうとしませんか。
子どもに限らず、大人にも効きますよね。

上手な子供の叱り方日頃の接し方で、叱る印象が変わる

私は2~3日に1回は愛娘を叱っています。
でも、愛娘にデレデレの親バカです。
毎朝、声に出して愛娘に「大好き」と心から伝えています。

私の「叱る」と「褒める or 溺愛」の割合は「1:9」です。
だから私が叱る時、愛娘は耳を傾けてくれていると思います。


こんな話もあります。
子どもが食事中に箸を落としました。
そして黙って箸を拾いました。

この時に、親がイライラしていたら…
「どうして落としたの?洗ってきなさい!」
話す内容は怒っていなくても、声や表情は怒っていますよね。

でも、この子の親は箸を落とした行為を叱らずに、箸を拾った行為を褒めまし
ソフトバンクの孫会長が子供の時に、ご両親から受けた教育の一つです。

子育ての中で、叱ることは必要です。
同時に、叱る機会を減らす接し方。
子どもの良い行為に、目を向ける親の姿勢
親として、日頃から意識したいですね。

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