Early childhood education for parents of the University of Tokyo

東大生に学ぶ

東大生90%の親が、幼児期に大事にしたこと

 

現役東大生が幼児期に、どんな教育を受けたか?どんな親子関係があったのか?
もちろん東大や勉強が全てではありません。
でも東大と言わなくても、わが子を賢くしたい親はきっと多いと思います。
私もその一人です。

幼児期に、何をすれば賢い頭に育つのか?
東大生の事実を基に綴ります。

東大生90%の親の「子育て」

プレジデントFamily2019年秋号に、現役東大生184人のアンケート結果があります。
親は自分の話を聞いてくれましたか?」の質問に対して、90.7%の東大生が『YES』と回答しています。
つまり現役東大生90%の親が、子どもの話をしっかり聞いていたことが分かります。


他の共通点は『家族の仲が良かった』『よく褒めてくれた』『勉強が好き』ということ。
そして『勉強しなさいと親に言われなかった

子どもに高額の教材を与えたり、何か特別なことをしていたから東大に入ったという話ではありません。
日常生活で子どもとの会話を大切にしていたからこそ、子どもが勉強も好きになった。そして東大を目指して、合格した流れが分かります。

東大生90%の親の子育て子どもと話す時のポイント

では、どんな風に子どもの話を聞けば良いか?

例えば、「スイミング、休みたい」と子どもが言ってきた時。
なんで休みたいの?何かあったの?
矢継ぎ早に質問して、答えを探ってしまいませんか?
私は、やってしまう時があります…。
間違いなく、100点の会話ではありません。

子どもとの会話は復唱する話法が良いです。
『スイミング休みたいんだね。(子どもが言ったフレーズをそのまま復唱して、その次に)どうして休みたいの?』と、話を付け加えていく会話です。

当人は復唱されることで、自分の想いが相手に正しく伝わった・受け入れられたと安心できます
大人も話を聞いてくれる人には、たくさん話してしまいませんか?
ビジネスシーンでも「聴く力」が大事だと言われますよね。

東大生90%の親の子育て子どもの思考力を育む話し方

愛娘と話していると、よく「twiceになりたい!」と言います。
私の愛娘はtwiceが大好きだからです。
そこで、『twiceに、なれるわけ無いでしょ?』とは絶対に返しません。

『twiceみたいに、なりたいんだ!いいね~!twiceになったら、何をしたいの?』とその先を質問して子どもが考えるクセをつけるようにしています。

 

東大生90%の親の子育て一歩先を考える「どうして?」

今、プログラミング教室が急増しています。
学習指導要領の改訂によって、プログラミング教育が新たに加わったことも一つの要因です。

プログラミングでは疑問を見つけることも大切です。
例えば、なぜ自動ドアが開くのか?
なぜタッチパネルを触ると感知するのか?

当たり前に見過ごすのではなく、一つ一つの事象に興味を持ち、疑問を持って考えることが必要になります。
そして、見つけた事実を論理的に組み立てて、答を導き出します。

子どもに考えるきっかけを与える『なぜ?

日常会話の中に付け加えることによって、子どもは一歩先を考えるようになります
就学前の子どもにも、思考力を育むきっかけになります。
詰問にならない程度に、試してほしいです。

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東大生90%の親の子育て自己肯定感を下げる言葉

でも、つい子どもに言ってしまう言葉。
早くして!
親が、最も多く使う言葉ではないでしょうか。

私も言ってしまうことがあります。この時、私に子どもの話を聞く心の余裕は0です。
冷静に振り返ると、大人のペースを軸にしていますので。

子どもが何か問題に向き合っている時の「早くして!」はアウトです。
考える癖ではなく、子どもの考えない癖を助長してしまうからです。
よく考えて答えを見つける・考えるべきシーンでは、じっくり時間をかけましょう

それに「早くして!」と言われると、子どもは嬉しくありません。
早くして!=私は早くできない=私は遅い』と、子どもの自己肯定感を下げるだけです。

東大生90%の親の子育て「早くして!」の代わりに


例えば、朝、準備する時間。
朝の時間を確保できれば「早くして!」を言わなくて済みます。

親子で早起きして、十分に時間の確保をしている。でも、子どもはゆっくりしている。
ゆっくり・じっくりするのは、その子の長所でもあり個性かもしれません。

それでも何とかしたい場合は、時計を見て約束しましょう。
長い針が〇になったら片づけようね。」と事前に約束をします

これは数字や時計の学びの導入になります。
約束や時間を守ることにも繋がるから、一石三鳥です。


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東大生90%の親の子育て子どもの話に、積極的に耳を傾ける

日本語には訊く・聞く・聴くがあります。
そして、どれが効くのか。

訊くは、相手に問うこと。
聞くは、自然と耳に入ってくること。
聴くは、積極的に耳を傾けること。

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