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子供への英語の教え方【間違えていた英語教育・身につく正しい順序】

 

子供にいつから・どうやって英語を教えるか?よく、こんな焦点になりませんか。
・英語より日本語が大事
・幼児期から英語を始めるべき
意見は綺麗に分かれますよね。

私は「幼児期から順序よく始めるべき」だと確信しています。
その理由を、順に綴ります。

 

子供への英語の教え方世界から見た日本

まず、広い世界から見た時に、日本の英語力はどうなのか?
興味深いデータを紹介します。

母国語に加えて、英語をどれだけ習得できているか?2018年のEF英語標準テストのデータによると…
世界88か国で、1位はスウェーデン。
2位がオランダ、3位はシンガポール。

韓国は31位、中国は47位。
そして日本は49位です。
こうやって見ると、残念な結果です。

引用元:EF 英語能力指数国別ランキング発表!日本の英語力は世界で何位?

しかも、バイリンガルの方がIQが高いという事実もあります。
「英語よりも日本語を」というロジックは、やはり難しく感じます。

引用元:ポンポンと英語が口から出る人の脳内では何が起こっているのか?

 

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子供に英語教育が必要な理由

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子供への英語の教え方間違いだらけの英語教育

アラフィフの私が受けた、最初の英語教育は中学校。
当時の授業は、ここから始まりました。
・This is a pen.
・SVOの構文(SがOにVする)
まず、理屈から学びました。

学習した順番は、読む→書く→聞く→話す。
読む:英語の教科書を読む
書く:単語や例文を書く
聞く:英会話をラジカセで聞く
話す:最後に「英語で話しましょう」

私は英語を話す前に、苦手になりました。
決定打になったのは、ヒアリング。
英語を聴き取れなかったからです。

わからない→苦手→避ける
正に、負のスパイラルです(笑)
親世代は同じパターン、多くないですか。

読む・書く・聞く・話す。
この英語4技能は、全て必要な力です。
でも、順番・タイミングが違うと、難易度は上がります。

 

 

子供への英語の教え方日本人が日本語を話せる理由

一旦、英語を横に置きます。
私たちの母国語は日本語です。
日本語をどんな流れで獲得したか?
少し思い返してみませんか。

親から、日本語のSVOを習いましたか?
子供に、日本語の文法から教えましたか?
主語が最初にきて、be動詞が…
過去形、現在形、未来形の動詞は…
こんなこと、教えませんよね(笑)

身の回りの日常会話から始まったはずです。
教えるではなく「話していた」はずです。

幼児期から身の回りに、日本語が溢れていた。だから自然と、耳から・目から日本語をインプットできた
そして親子や友達との会話で、アウトプットを繰り返す。
これで、日本語を話す・聞く・読む・書くことが、自然にできるようになったはずです。

 

子供への英語の教え方自然に無理なく、言語を習得できる流れ

例えば、赤・黄・青の三色しか知らない脳。紫の存在を知らない脳に「紫のペンを取って」と言われても、紫のペンを選べませんし、取れません。

まずは、インプットありきです。
情報が入っていないと、アウトプットできないからです。
インプットは、英語を聴く・見ること

同時に、インプットしたものをアウトプットする。アウトプットは最大のインプット
だから、英語で話す・書く
子供がムリなく自然に、言語を身につけた流れです。

当時の英語教育

読む ➡ 書く ➡ 聞く話す

幼児期に日本語を獲得した流れ

聞く話す ➡ 読む ➡ 書く

 

子供への英語の教え方英語を「聴ける耳と脳」を育む

次に、の話です。
「英語耳を育てる」よく聞きませんか?
英語を聴く耳と、情報処理できる脳を育てることです。

人間の身体で最初にできて、最後まで残る器官は
五感で入る情報は、全て脳が処理します。
耳から入る英語も、脳が処理します。

脳は部位によって、臨界期もあります。
絶対音感の臨界期は6歳。
耳から入る情報を、脳がスムーズに処理できる期限です。
6歳を過ぎると閉じる扉。
二度と開きません。

日本語と英語の音域は異なります。
6歳までに、英語をたくさん聴いている耳と脳は良いです。
逆に、英語を聴いていなかった耳は?

LとR、BとVの音の違いなどを、脳がスムーズに処理できなくなります。日本語と違う音域も「聞ける耳」だったのに「聞けない耳」になってしまいます。
だから、幼児期から英語を聴く・英語に触れることが大切です。

 

子供への英語の教え方英語で話すアウトプットの場を増やす

使わない英語を教わっても、使えない英語にしかなりません。日本語と同じように、日常で使える英語を聞いて、日常で英語を話す。

では、どこで英語をインプットして、どこでアウトプットすれば良いか?
海外留学できたり、家庭内の言語が英語なら最高の環境です。

でも、現実的には難しい…。
まず、わが家はムリです。
英会話スクールや、オンライン英会話が現実的です。英語のインプットも、アウトプットもありますから

特に、耳の扉が開いている幼児期は、早めに英語のシャワーを浴びせませんか?
手頃なオンライン英会話は多々あります。
探し始めると、多過ぎて迷う部分もあるかと思います。
料金も大事ですが、先生の人格やレッスン時間・回数、休んでしまった時の振替なども大切な部分です。親子で納得できるスクールが見つかりますように。

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