子供と一緒に外に出る機会が減ってしまい、子供の運動不足が気になる親も多いと思います。私もその一人です。
室内で子供の運動不足を解決できる親子遊びをお伝えします。
子供の運動不足を室内で解消
トランポリンの効果を知った5年程前に、約5千円でトランポリンを購入しました。
使わない時は、部屋の隅に立てて置いています。
トランポリンを5分跳ぶことは、1キロ走る程の運動をしたことになります。
実際に5分跳ぶと、本当に疲れます。
確かに、運動している実感があります!
子供がトランポリンを楽しむ前に
我が家の5歳の愛娘は、好きな音楽に合わせて1曲でも2曲でも跳びます。
好きな曲、好きな洋服を自分で選ぶから、満面の笑みです。
いつも笑顔で運動不足を解消しています。
子供と一緒に楽しむ
「一人で跳んでね」ではなく、私は傍で跳ぶ真似をしたり、一緒に跳びます。
宙に浮いた時に頭の上でパン!と両手を叩き、着地時はトランポリンの中心に両足がついているか?声を掛けながら、一緒に楽しみます。
リズムに合わせて跳んでいる時や、クラップが上手くできたら笑顔で褒める。
1曲が終わるまで一緒の時間を過ごします。
最近は洗濯物を干すなどの家事をしながら、娘を見て・褒めています。
親に見られているからでしょうか。
娘は必ず1曲が終わるまで跳び続けます。
トランポリン効果:体幹を鍛える
トランポリンで、よく言われる体幹を鍛えることも嬉しい効果。
体幹を鍛えること=子どもの姿勢を正すことに繋がるからです。
子どもに「集中力を身につけてほしい」
親なら皆、そう思いますよね。
トランポリン効果:集中力と姿勢
集中力を長く保つ為には、正しい姿勢が必要不可欠です。
姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、酸素が脳に十分に行き渡りません。
その結果、短時間で体勢を変えたくなります。
授業中に、座っている椅子ごとグラグラと揺らす児童。足をブラブラとする児童が正にその状態です。脳と身体が集中していない表れです。
トランポリンに限らず、食事をする時や机に向かう時も、私はまず子どもの姿勢を見ます。
鉛筆の持ち方も大事ですが、目とプリントの距離、座っている姿勢も大事です。
常に姿勢を見ながら、正すよう声掛けます。
トランポリンは他にも便秘解消や、空中での体勢維持の強化にも繋がります。
例えばバスケットボールでジャンプした時に、空中でのフォームがブレない姿勢です。
こんなに秀逸なスポーツ器具なら、使わない手はないですよね。
バランスボール効果:体幹と脳幹
バランスボールは階下への振動や揺れを気にしないで良いし、大人も使えます。
我が家では土日の昼間や夕方、平日の夕方限定で使っています。
トランポリンと同様に、バランスボールは体幹を鍛える効果があります。
加えて、脳幹を刺激する効果もあると言われています。
アップル社が椅子の代わりに、バランスボールに座って会議をしていた時期もあったようです。
脳幹を刺激することで、柔軟なアイディアが出ることが理由です。
大人の脳幹も鍛えますし、全身ストレッチやダイエットにも使えるスグレものですね!
赤ちゃんの体幹も育つバランスボール遊び
愛娘は赤ちゃんの時から使っていました。
バランスボールの上に一人で乗せて、横揺れや前後揺れをして遊びます。
もちろん、子どもの脇をしっかり抱えた状態です。
赤ちゃんは右に揺れたら、左に重心を動かして倒れないように踏ん張ります。
この運動は、脳と五感や身体を繋ぐ神経伝達を良くすると言われています。
赤ちゃんの体幹が育つ効果
トランポリンとバランスボールのお陰で、愛娘はよく褒められました。
縦抱きを始めた頃、他の赤ちゃんと比べると「シャン!」と背筋を伸ばしていたからです。
周囲の方々からは「背筋が真っすぐ伸びてるね」と、よく言われました。
体幹が鍛えられているから、全くグラつかない状態です。
愛娘は堂々と?抱っこをされていました。
加えて、ズッコケにくい身体にもなりました。
転んでも反射神経が鍛えられたのか、両手をサッと出して顔をケガしない転び方が出来るようになったことも嬉しかったです。
運動と脳の関係
運動と脳は密接な関係にあります。
端的に言うと、運動を適度にする子は脳が活性化されます。
脳は運動を「快」と捉えるので、運動することによって脳が活性化されるからです。
詳しくは、別の機会に綴りますね。
最も分かりやすいのが高齢者だと思います。
60歳を過ぎても、70歳を過ぎても元気な方は必ずと言ってよいほど、運動をしていませんか。
歳を重ねて衰退する部位もありますが、運動することによって脳と身体の機能を保持・活性化できていることが目に見えて分かる事実です。
外出に躊躇してしまう、この時期。
運動不足は大人も同じです。
大人も子どもと一緒に、自宅での運動も始めた方が良いかもしれませんね。